今日の釜石は晴れの予報ですが、ヤマセの影響か?曇っています。
海風が涼しく、13℃ほどになる釜石です。
このところ春らしい日が続いていますが、19日は25.1℃、20日は26.4℃と夏のような暑い日もありました。
釜石の桜もほぼ終了となりましたが、今年の桜のシーズンは晴れの日が少なく、雨や曇りの日が多かった年でした。
これからは山桜や八重桜など、遅咲きの桜が楽しめそうです。
歳を取ってからと言うもの、毎朝5時頃には眼を覚まします。
市内の桜も咲いているという事で、近くにある大渡橋から早朝の桜と三鉄を撮りました。(17日5時45分釜石発)
ちょうど桜の真上に夢のある一本の白雲が。
17日は久しぶりに晴れのいい天気。
この日は小川・桜木町の桜も満開になっていて、今年もいろいろ撮らせてもらいました。
春のふんわり感を出すため、ソフトフィルターとスローシャッターで撮りました。
50mm、F4、2.5秒、WBは白色蛍光灯です。
松倉の桜並木もソフトフィルターとWBは白色蛍光灯で。
17日は青空だったので山バックではなく青空バックで。
大畑の古木桜(一本桜)も同じく。
17日は満開でした。
18日は小雨が降ったり曇ったりの撮影日和。
14日は土砂降りの雨の中撮りましたが、18日は小雨だったので土砂降りの日に見えなかった背景の山もうっすら見えています。
空の白さが気になりますが、桜が目立つように山の中に収めました。(山に収めるために大型脚立の上から撮影)
南側から撮った雨降り上がりの大畑・古木桜(一本桜)です。
ソフトフィルターとWBは白色蛍光灯です。
桜は普通に撮るのも良し、色を変えて撮るのも良しです。
晴れや曇り、小雨や土砂降りの写真、少しでも参考にでもなればです。
大畑の古木桜は釜石でも一番の桜ですが、電線や電信柱、建物が写り込みます。
枝や幹でそれらを隠そうとすると枝ぶりが変わって見えたり、また建物を入れないように近くに寄って見上げるように撮ると山バック(背景に山)ができなくなったりといろいろ考えさせられる桜です。
2011年4月、全ての写真を失った私が避難生活をしながらも大畑に写真を撮りに来たあの日、土の上に立った靴の下からはぽかぽかした春の温もりが感じられ、前向きになれた気持ちは今でも忘れられません。
21日は天気が良かったので街なか散歩へ。
写真はルートイン前交差点から大町・大渡方向です。
昭和55年頃の東海新聞に、このアングルで建設中のホテルサンルートと新市民病院の写真と記事が載りました。
右端には国際映画劇場も写っていました。
当時釜石の高い建物と言えば5階建ての丸光と6階建ての化成ビルくらいしかなかったので、7階と10階のサンルートと新市民病院の建設は釜石の都市化に気持ちがはずんだものでした。
当時私も写真を始めて間もない頃、真似して山崎資生堂のこの交差点から同じように撮ったものを「懐かしの釜石」にアップしました。
私の思い出の風景です。
国道45号線鳥谷坂トンネル手前より新しい釜石市庁舎の建設現場を。
右端の方には3階の鉄骨が組みあがっています。
建設場所はかつての釜石一中と釜石小の跡地です。
天神復興住宅の最上階踊り場に上がらせてもらい、工事が進む新市庁舎の建設現場を。
突き出た手前は2階建て、奥は4階建てとなります。
復興が終わった釜石では久しぶりの大型建設事業なので、完成が今から楽しみです。
街並みが変わる大型建築を見ると、いつも「町ができる美しい町が~♪」トワ・エ・モアの「虹と雪のバラード」の曲を思い出します。
寂しくなった釜石、賑やかになってもらいたいものです。