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2026/07/26

霧の箱根峠へ

 今日の釜石はまた雨降りです。

猛暑・酷暑の続く西日本とは違って、釜石は気温も低めで過ごしやすい日が続いています。

25日は22.8℃の涼しい釜石でした。


24日はどんよりとした天気だったので、久しぶりに霧の箱根峠に行ってきました

釜石で「箱根峠」と言っても馴染みが薄いですが、甲子町大松から住田に抜ける県道釜石住田線の峠区間です。

釜石側は五葉・愛染の山ひだを縫うように走るので、高所から雄大な山容や深い森の景観が楽しめます。

また山に分け入らなくても道路からや車の中からも写真がとれるので、楽して色々楽しめる場所でもあります。

車はほとんど来ませんが、峠近くになると、所々1車線分の道幅しかなくなるので、対向車が来た時は注意です。

近年は釜石自動車道が開通したので、住田まで行き来する車もほとんどここを通らなくなりました。


箱根峠の入口、甲子町大松の入口付近。
住田・上有住・滝観洞左折の標識があり、この先を左折です。
釜石自動車道ができて、この国道283号線の方もめっきり交通量が少なくなりました。

県道を入り、釜石線の線路を渡って間もなく、冬季間通行止めとなるゲートがあります。
大型車は通行ができません。










数年前に木々が伐採され、道路から大松の町が見えるようになりました。

中央奥は釜石鉱山の事務所とソーラーパネルです。











箱根峠の住田町との境です。

ここはゲートより約8㎞地点で、下って行けば上有住の滝観洞(ろうかんどう)があります。

実は以前よく車を止めた五葉の山並みが良く見える場所を素通りしてしまい、あれよあれよという間にここまで来てしまいました。

以前車を止めた広場は周りの木々が伸び切って変わっていたので見落としてしまいました。

五葉・愛染の山並みが霧で見えなかったせいもありますが、年月が経って変わる風景は多いですね。











住田側の峠から西側の山並みを望遠で。

釜石側は霧雨でしたが、住田側は遠くに霧はありますが、日焼けが気になる明るい曇りでした。

少し戻って霧の釜石側へ。











釜石から行った峠左側には愛染山の登山口もあります。











住田側から釜石側を望む。

写真を撮るならよく霧の出る釜石側で。











霧の箱根峠です。

ほとんど車が来ないので、車を止めたままでも慌てずに写真が撮れます。

右側が大松の枯松沢・五葉山側ですが、箱根峠ならではの霧と森の道です。











箱根峠に3時間いましたが、車は1台も来ませんでした。

霧の箱根峠、撮り放題です。

本当に静かな空間で、心休まります。











枝ぶりのいい木を中央にして広がり感を。











霧の中にブナの模様を。

白・青・緑、私の好きな風景色です。











空に広がる新緑の葉を霧のバックで。











幻想的な霧の中にたたずむ変化のある1本の木。











新緑の葉をアクセントに霧の森を。











存在感のあるすっと太く伸びた幹を。











葉の広がりが美しい霧の中の木。











幹を左に寄せ、右には霧の中の新緑の葉を。











緑鮮やかな霧の中の木。











霧がよく出る幻想的な箱根の森。











霧の中にぼんやり浮かび上がる針葉樹の森。

静寂のイメージで撮りましたが、オーディオ全盛期だった昔、某社カセットデッキのカタログに「静寂のドルビーC」というコピーと共に霧の森の写真がありました。

写真は青く、まさに静寂を感じさせる写真でした。

今までカセットテープの音にはヒスノイズが付きものでしたが、東芝のadresやドルビーC、dbxなどのノイズリダクションシステムが各社カセットデッキなどに搭載されるようになると、目の覚めるようなダイナミックレンジに感動したものでした。

ちなみに私もdbxの静寂からいきなり大きな音まで伸びあがるダイナミックレンジに圧倒されて愛用していましたが、あの当時たくさんの機種があったオーディオも、今は昔となり寂しい思いです。

箱根峠の霧の森は、いつも私に当時の事を思い出させてくれます。

霧の箱根峠、おすすめです。

2026/07/24

千丈ヶ滝へ

 今日の釜石は霧雨が降っています。

昨日23日から涼しい日が続いていて、今日もまた25℃以下になりそうな釜石です。

このところ晴れ間はありますが曇りや霧雨の日が続いているので、天気にふさわしい被写体を求めて出かけています。

私の晴耕雨読ということですが、天気に見合った撮影に行くことにしていて、20日は両石町女遊部(おなっぺ)を流れる水海川の上流にある「千丈ヶ滝」まで、トンボ探しと思い出探しに行ってきました。

20日は晴れたり曇ったりと、晴れた時はトンボが水辺で縄張り活動をするのでトンボ探しを、曇った時にはコントラストが弱くて陰の出ない滝や渓流の撮影などと、欲張った考えで行ってきました。











大渡から県道水海大渡線(俗称・旧国道)を進み、鳥ヶ澤隧道(トンネル)を抜けると、そこは両石町女遊部です。

県道沿いにあるリサイクルセンターから林道を入ると養魚場(写真)があって脇の道を進みます。











女遊部の養魚場です。

いつもよく会うおじちゃん(と言っても私とあまり変わらないかも?)に会釈し、撮影ポーズで合図し、許可をもらったと勝手に判断して撮らせてもらいました。

水のある風景、子供の頃から好きな風景です。

特にこの養魚場は子供の頃から見ている思い出の風景で、当時車の無かった我が家では、大町から歩いて女遊部の川に来て父と兄は渓流釣り、竿は山に生えている竹を切って使っていました。

私はと言えば、オタマやサンショウウオ、トンボなどの虫を捕るのが楽しみで、旅行にあまり行かない我が家の年中行事になっていました。

今でもたまに来ては当時をしみじみ思い出しては思い出探しをしています。












水海川沿いを進むと、何と大きな落石が。

林道のど真ん中なので車は無理です。

今の車になってからは、砂利の山道は歩くことにしています。

今まで車を山道で酷使し過ぎ、かわいそうな事を何度もしたと後悔しています。


水海川は渓相もよく滝が多くて、すべて撮ろうとすると日が暮れてしまいます。

体力も持たないので、まずは目的地まで行き、帰りに時間の余裕を見て撮りながら下った方がいいと思います。

写真は神社の下流側にある落ち込みと蛇行した流れです。











神社を過ぎて杉林を抜けると護岸工事が終わった広々した所に出ます。

この先の道路が右にカーブした所を曲がらずに小さな沢を渡ると「一の滝」と呼ばれている滝に着きます。

「千丈ヶ滝」は右にカーブした所を道なりに200mほど進んだ所に登り口があります。











先ほどの右にカーブした所から2分ほどで「一の滝」があります。

カーブ地点からほんの少しだけ見えています。

昔はこの滝が「千丈ヶ滝」と勘違いしていました。

ちょっと前にも、入口に「千丈ヶ滝」と書いてあったような?


滝から林道に戻って進むと、右手山中に遠野の「続石」のような岩に巨岩が載っているのがあります。

木製の標柱らしきものが倒れていますが、以前来た時は「続石」と書いてあったような?。



さきほどのカーブした所から約200mで木の橋があります。

道なりに水平に左に行ってしまうと一の滝の少し上で行き止まりです。

千丈ヶ滝は、斜面から斜めに向かう道(赤字)を進みます。

100mほど傾斜のある山道を登って、曲がった所から渓流に向かってけもの道風な水平な道を進んで渓流に降ります。

あとは上流に向かってどこまでも進みます。

はっきりとした道はないので渓流を渡ったり戻ったりと。

長靴必須です。



写真に撮りたくなるような滝が見えれば千丈ヶ滝はもうすぐです。











「千丈ヶ滝」です。

標高は400mほどの山中にあり、岩陰に隠れているので近くまで来ないと見られません。

小さく見えますが、高さ30m位はあるでしょうか。

水量が多い時は右側にも滝ができ、「人」の形になります。

苔むした黒い岩も見事です。

使用レンズは24mm(フルサイズ)で横位置でも入ります。


「千丈ヶ滝」を撮った後はゆっくり下山しながら、昔よく渓流にいて最近全く見えなくなった「ヒメサナエ」を探しながら思い出探しをしてきました。

ヒメサナエはこの日も見つけられずでした。


2026/07/17

布引の滝・白糸の滝・大槌と山田

 今日の釜石は雨のち曇りです。

霧も出ていて、いつ雨が降るかも?の様な、どんよりとした天気です。

最近は晴れの日も時々ありますが、湿度もあって雲の多い梅雨らしい日が続いている釜石です。

14日は曇りの予報だったので、久しぶりに「布引の滝・白糸の滝」を見に行ってきました。











鵜住居川沿いの県道を橋野方向に進んだ所に「布引の滝・白糸の滝」の標識があります。

かつてあった上栗林の清掃工場を少し過ぎたところが滝の入口です。


入口の標識と千手布引観音堂の標柱です。
滝までは1.2㎞ですが、道は掘れたり倒木もあるので歩きとなります。
50~60mで舗装道路が切れるので、車はその辺に置いた方が無難です。
ゆるい傾斜のある林道を10分ほど歩いた後は急坂の登りとなります。
滝までは私の脚で17分かかりました。










「千手布引観音奥之院」のお堂を挟んで、左に「布引の滝」と「白糸の滝」(右奥)です。

中央山の中に小さな祠も見えます。

9年ぶりに来たので感動です。











「布引の滝」です。

思い出したように急に行ってみたくなり、水量が少ないのが分かっていても来てしまいました。



こちらは右奥にある「白糸の滝」です。
またしても水量少なしです。
雨が降った後に来ればいいものを、行きたい所があると居ても立ってもいられなくなる悪い癖があります。
宿題を背負ってしまい、また来る羽目になります。










7/9は薄雲が多かったのですが、この時季の貴重な晴れ間だったので、大槌・山田方面へ。

写真は大槌赤浜にある「蓬莱島」です。

少し変わった雲があったので空を広く撮りました。

対岸は釜石の根浜です。



赤浜の高台より、蓬莱島と上空のつるし雲風な雲を縦位置で。

遠くの入道雲は釜石の五葉山です。









吉里吉里の弁天海岸です。

いつもは向こうの堤防側から撮るのが好きですが、東向きは雲が多くて海の青が出ませんでした。

高校生の時に吉里吉里の同級生から教えられて以来、きれいなので良く撮りに来る海岸です。

船越湾の砂浜の海岸は、岩手県で1番きれいだと思います。











赤浜・吉里吉里の次は山田の船越へ。

少し霞んでいますが、弁天島の見える船越漁港ものどかでいい眺めです。

船越と言えば、昔は「タブの木荘」もありました。

「たぶのきそう」ですが、昔は「タブのもくそう」と読んでいました。











弁天島の所に波の穏やかな「荒神海岸」があります。

海の色は船越湾ならではのエメラルドグリーンで、まるでバスクリンの色のようです。

海水浴場としても人気です。

4日は浄土ヶ浜、18日からは県内の海水浴場の海開きとなるので、人のいない海を撮るならその前です。

これから海が賑わいそうです。

2026/07/12

釜石夏の風物詩と遠野

 今日の釜石は雨降りの一日。

10日は33.0℃ありましたが、今日は日差しもなく26℃ほどになりそうな釜石です。

7日は遠野、9日は大槌、そして10日は大船渡・高田方面に行ってきました。

このところヤマセの影響で、霧が出たりもやが掛かったりと、今年の夏は撮影不向きの日が多いのですが、すっきりした日を待っていると夏も終わってしまうので、出かけるようにしています。

もやがあってもいい写真が撮れたりという事もあるので、とにかく出かけることも大事なのかと思います。

撮影した画像をパソコンに取り込む時も楽しみで、その後は画像を再チェックしながら手書きの撮影リスト(虎の巻)を作るのがまた楽しい作業です。

終った月のカレンダーをメモ用紙にして、撮影した度に時間や陽の向き、周りの状況、必要レンズなども書き込んでいますが、次撮影に行く時の参考になります。

山登りや体力を使って行く撮影場所などへも、必要最低限のレンズが分かっていれば重さを減らすことができるので、年寄りには助かっています。











7月になると各河川でアユ釣りが解禁されます。

11日の土曜日は少し曇りがちでしたが、夏の風物詩を求めて鵜住居川と甲子川を回ってきました。

写真は鵜住居川に架かる道々橋下流の風景です。

カーブした川は変化もあり、釣り人がアクセントとなって夏の川風景を醸し出していました。











こちらは甲子川の野田大橋下流側です。

川に変化もあり、両岸にある森のおかげで人工物があまり入らないのもいい所です。

遠くに上中島のNTT電波塔も見えています。


高校時代、教室の窓から松倉の川で鮎釣りする人たちをよく眺めていました。

当時の校舎は甲子川に沿って建てられていたので、川がよく見えました。

眠くなる午後の授業中、夏の川で遊べる人がうらやましく思えた高校時代でした。


7月に入ると海岸ではハマユリ(スカシユリ)も咲き始めます。

青い海をバックに撮りたいのですが、崖に多く、花の向きなどもあって思うようには撮れないものです。

写真は両石湾に面する海岸で撮りましたが、釜石の市の花にもなっています。(7/11撮影)











行ってみたい所が2カ所あったので、7/7は遠野に行ってきました。

1カ所目はしばらく撮りに行ってなかった綾織の「続石」。

千葉家の手前にあり、今まで何度も撮りに行きましたが、震災後は初かも?。

上の写真は続石の駐車場ですが、しばらくぶりで行ったのでこの駐車場があった事をすっかり忘れ、100mほど釜石寄りの駐車スペースに車を止めてしまいました。

離れた方には続石のモニュメントと石碑もあり、迷わず駐車。

暑い中とぼとぼ続石に向かって歩く目の前にこの近くて広い駐車場、万事休すでした。

登り口は赤い屋根のトイレの裏手から200~300m山を登ります。(クマ注意の看板あり)











遠野綾織の山中にある「続石」。

まずは定番のお堂と続石。

よく使われるのが平凡な写真ですが、いろいろ撮った後は暗めのものも。











大きな岩が上に載り、落ちそうで落ちない続石です。

その説明的な写真も。

この日は山の中に私一人、静かで心洗われるようでした。

せっかくここまで来たので、隣にある「泣石」や「不動岩」も撮って次の場所へ。











伝承園近くの道路沿いにある「早池峰古参道跡」。

私の好きな遠野の風景の一つですが、昔はよく観光パンフレットなどにも使われた遠野らしい写真です。











カッパ淵に向かう道沿いにはホップ畑。

これからもう少し伸びますが、青空と白雲とホップ、遠野らしい夏の風景です。


ランボルギーニでしょうか?、ホップ畑にはスーパーカーの姿も。
最近の車のデザインはどれも似通った感じに見えますが、昭和40年後半から60年頃にかけては各社個性的なかっこいい車が多くて目移りしましたが・・・。
セリカやギャランGTO、ソアラやレパード、ピアッツァなど
あこがれの車がたくさんあった昭和の時代です。










いろいろ寄り道をしてしまい、ようやくカッパ淵に到着。

アンダー目で、カッパがいそうな雰囲気を。












山口の水車小屋の手前にある「火石の石碑群」。

右は大槌、左は小国へと通じる街道分岐点跡です。

遠野を走ると、あれもこれも撮りたくなってなかなか次に進めません。


山口の水車小屋の手前には薬師堂もありますが、登り口には荒川駒形神社ほどではありませんが、いくつもの鳥居が並んでいます。
それぞれ神秘的な風景を醸し出していますが、古い木造の鳥居は遠野らしい風景の一つです。

このあと近くの水車小屋を見て、念願の目的地へ。










この日1番の目的地、土淵町「米通(こめどおり)の山の神」です。

遠野遺産のパンフレットで見た赤い顔の山の神様をずっと見たくてようやくここに来れました。

小国街道を進み、一の渡の1つ手前の橋を渡って山の奥へと行きますが、ここに来るまでは何度も道を間違えました。

途中すれ違った軽トラックの親切な人のおかげで何とかたどり着くことができました。

しかもわざわざバックのまま車を引き返し案内してくれましたが、本当にありがとうございました。

遠野の人は本当に親切な人が多いです。











「米通の山の神」は右が山の神様、左がお稲荷様を祀っています。

山の神様は赤い顔で、木製の斧(おの)と刀を持っています。

顔も凛々しい山の神様を初めて拝顔できて、感動でした。