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2026/07/12

釜石夏の風物詩と遠野

 今日の釜石は雨降りの一日。

10日は33.0℃ありましたが、今日は日差しもなく26℃ほどになりそうな釜石です。

7日は遠野、9日は大槌、そして10日は大船渡・高田方面に行ってきました。

このところヤマセの影響で、霧が出たりもやが掛かったりと、今年の夏は撮影不向きの日が多いのですが、すっきりした日を待っていると夏も終わってしまうので、出かけるようにしています。

もやがあってもいい写真が撮れたりという事もあるので、とにかく出かけることも大事なのかと思います。

撮影した画像をパソコンに取り込む時も楽しみで、その後は画像を再チェックしながら手書きの撮影リスト(虎の巻)を作るのがまた楽しい作業です。

終った月のカレンダーをメモ用紙にして、撮影した度に時間や陽の向き、周りの状況、必要レンズなども書き込んでいますが、次撮影に行く時の参考になります。

山登りや体力を使って行く撮影場所などへも、必要最低限のレンズが分かっていれば重さを減らすことができるので、年寄りには助かっています。











7月になると各河川でアユ釣りが解禁されます。

11日の土曜日は少し曇りがちでしたが、夏の風物詩を求めて鵜住居川と甲子川を回ってきました。

写真は鵜住居川に架かる砂子渡橋下流の風景です。

カーブした川は変化もあり、釣り人がアクセントとなって夏の川風景を醸し出していました。











こちらは甲子川の野田大橋下流側です。

川に変化もあり、両岸にある森のおかげで人工物があまり入らないのもいい所です。

遠くに上中島のNTT電波塔も見えています。


高校時代、教室の窓から松倉の川で鮎釣りする人たちをよく眺めていました。

当時の校舎は甲子川に沿って建てられていたので、川がよく見えました。

眠くなる午後の授業中、夏の川で遊べる人がうらやましく思えた高校時代でした。


7月に入ると海岸ではハマユリ(スカシユリ)も咲き始めます。

青い海をバックに撮りたいのですが、崖に多く、花の向きなどもあって思うようには撮れないものです。

写真は両石湾に面する海岸で撮りましたが、釜石の市の花にもなっています。(7/11撮影)











行ってみたい所が2カ所あったので、7/7は遠野に行ってきました。

1カ所目はしばらく撮りに行ってなかった綾織の「続石」。

千葉家の手前にあり、今まで何度も撮りに行きましたが、震災後は初かも?。

上の写真は続石の駐車場ですが、しばらくぶりで行ったのでこの駐車場があった事をすっかり忘れ、100mほど釜石寄りの駐車スペースに車を止めてしまいました。

離れた方には続石のモニュメントと石碑もあり、迷わず駐車。

暑い中とぼとぼ続石に向かって歩く目の前にこの近くて広い駐車場、万事休すでした。

登り口は赤い屋根のトイレの裏手から200~300m山を登ります。(クマ注意の看板あり)











遠野綾織の山中にある「続石」。

まずは定番のお堂と続石。

よく使われるのが平凡な写真ですが、いろいろ撮った後は暗めのものも。











大きな岩が上に載り、落ちそうで落ちない続石です。

その説明的な写真も。

この日は山の中に私一人、静かで心洗われるようでした。

せっかくここまで来たので、隣にある「泣石」や「不動岩」も撮って次の場所へ。











伝承園近くの道路沿いにある「早池峰古参道跡」。

私の好きな遠野の風景の一つですが、昔はよく観光パンフレットなどにも使われた遠野らしい写真です。











カッパ淵に向かう道沿いにはホップ畑。

これからもう少し伸びますが、青空と白雲とホップ、遠野らしい夏の風景です。


ランボルギーニでしょうか?、ホップ畑にはスーパーカーの姿も。
最近の車のデザインはどれも似通った感じに見えますが、昭和40年後半から60年頃にかけては各社個性的なかっこいい車が多くて目移りしましたが・・・。
セリカやギャランGTO、ソアラやレパード、ピアッツァなど
あこがれの車がたくさんあった昭和の時代です。










いろいろ寄り道をしてしまい、ようやくカッパ淵に到着。

アンダー目で、カッパがいそうな雰囲気を。












山口の水車小屋の手前にある「火石の石碑群」。

右は大槌、左は小国へと通じる街道分岐点跡です。

遠野を走ると、あれもこれも撮りたくなってなかなか次に進めません。


山口の水車小屋の手前には薬師堂もありますが、登り口には荒川駒形神社ほどではありませんが、いくつもの鳥居が並んでいます。
それぞれ神秘的な風景を醸し出していますが、古い木造の鳥居は遠野らしい風景の一つです。

このあと近くの水車小屋を見て、念願の目的地へ。










この日1番の目的地、土淵町「米通(こめどおり)の山の神」です。

遠野遺産のパンフレットで見た赤い顔の山の神様をずっと見たくてようやくここに来れました。

小国街道を進み、一の渡の1つ手前の橋を渡って山の奥へと行きますが、ここに来るまでは何度も道を間違えました。

途中すれ違った軽トラックの親切な人のおかげで何とかたどり着くことができました。

しかもわざわざバックのまま車を引き返し案内してくれましたが、本当にありがとうございました。

遠野の人は本当に親切な人が多いです。











「米通の山の神」は右が山の神様、左がお稲荷様を祀っています。

山の神様は赤い顔で、木製の斧(おの)と刀を持っています。

顔も凛々しい山の神様を初めて拝顔できて、感動でした。

2026/07/06

ヤマセの尾崎半島と高田・住田方面へ

 今日の釜石は明るい曇りです。

気温はそこそこあり、少し蒸し暑い釜石です。

長年この時季の釜石は天気も良く空梅雨が多かったので、曇りなどの梅雨らしい日がずっと続くのも珍しいです。

早くすっきりとした夏の青空が待ち遠しいこの頃です。











今年の釜石はヤマセの霧が毎日のように発生していますが、散らばった霧の日が続いています。

それでも7/1の釜石は晴れ間が広がったので、青空と霧の風景を撮りに尾崎半島の島々の見える黒崎峠の高台に行ってきました。

着いた時には霧で何も見えないくらいでしたが、待つこと約30分、霧の中から島々が静かに現れ、何とか撮ることができました。

白い霧と青い海、帯のように固まった霧が低く流れる尾崎半島の島々を撮りたかったのですが、今年はなかなか発生しません。

このあと唐丹湾の松磯にも行ってみました。











唐丹湾南側を走る高台の道路からはきれいな風景が広がります。

この道は松磯を通り、下に下れば大石、道なりに進めば花露辺(けろべ)・本郷まで続いています。



松磯はヤマセの霧が届かずで遠くに見える程度。

青空と飛行機雲を入れたかったので、縦位置で。

尾崎半島も松磯も、理想の霧が出るまでの宿題です。











曇りの日が続くので海の撮影は諦め、7/4は陸前高田と住田のお寺や滝を回ってきました。

釜石から三陸道を南下し、通岡(かよおか)インターを下りてまず向かったのは陸前高田にある「普門寺」。

今から30年以上も前、まだアマチュアカメラマンだった頃に初めて訪れました。

陸前高田市観光写真コンクールに応募するためでしたが、夜明け前に家を出て、広田崎の日の出を撮り、朝市や長部の浜での作業などを撮った後に訪れました。

立派な杉木立の中を通った先に本堂があるお寺ですが、見た事があるような既視感のある不思議な感じがしました。

写真を撮ったのは観光パンフレットに載っていた大仏と三重塔でしたが、市内いろいろ回って最後は箱根山からの陸前高田の夜景を撮って帰りました。

写真コンクールの方は全くの選外でしたが、写真コンテストの為に初めて遠征したのが陸前高田でした。











普門寺の山門を通って振り向いた側です。

杉の巨木が見事です。











本堂の手前には震災後に置かれた五百羅漢。

たくさんの顔があります。











愛らしい羅漢像も。











そして向かったのは本堂裏手にある大仏と三重塔。

撮らせていただきました。











パンフレットなどに乗っている定番の横から。

大仏像と三十塔がみごとです。

この仕事をしてからこの場所から何度か撮らせていただきましたが、震災後は初めてでした。

陸前高田の「普門寺」、思い出探しがようやくできました。

このあとは前回撮影時よりも水量が増した「大滝・小滝」と「白糸の滝」の撮り直しなどをして住田へ。











陸前高田を住田方向に北上し、田の上橋を渡って住田町「四十八滝」へ。

作業道のような林道を歩いて行きますが、初めての滝なので沢の見えない道を歩くのは不安だらけ。

「本当に着くんだろうか?」と思いながら20分ほど歩いてようやく沢が流れた所に到着し、お堂が見えた時は本当に安心しました。

滝は4つくらいありますが、山の急斜面をロープ頼りに登るので、子供やか弱い女性にはちょっと無理かも?です。



1番目の滝口と奥が2番目の滝です。

1番目の滝が観光パンフレットに載っていますが平凡で、2番目と4番目(最後の滝)が見事です。



2番目の滝は見事な眺めです。

水量は少なめですが、2本流れています。











2番目の滝と山登りの左斜面です。

それぞれの滝の写真を撮るために急斜面を登ったり降りたりの繰り返しです。

写真ではあまりよく見えませんが、虎ロープが渡してあり、つかみながらの山登りです。

かなり滑ります。



3番目の滝を飛ばして最後4番目の滝です。

一番落差がある滝です。

ここまで来るのは一苦労ですが、見ごたえ十分です。

住田町の「四十八滝」、岩盤は真っ黒いので滝も映え、小さな沢に4つの滝、驚きです。

くれぐれもクマにはご用心を。

2026/06/28

避難道路と新市庁舎・橋野へ

 今日の釜石は晴れていますが雲が多く、少し涼しい風の吹く釜石です。

このところ梅雨らしい日が続いていて、釜石は雨や曇りの日が多くなっています。

27日は晴れていたので、久しぶりに避難道路から釜石市街地や新しい市庁舎などを撮りに行き、午後は橋野を回ってきました。











27日は久しぶりに避難道路へ。

津波の時に多くの人が避難し命を救った高台ですが、浜町・魚河岸・東前の穏やかな町が見えます。

8mほどかさ上げされた土地に、右は浜町の復興住宅、真ん中は新里酒店さんが建っています。

遠くには釜石魚市場や魚河岸テラスも見えています。

晴れの日は海も青く、すがすがしい気分になれます。











避難道路から西側には中心市街地も見えます。

復興も終わり、新しい建物は増えません。

なので市街地写真もあまり撮らなくなりました。











避難道路の山を登って、ほぼ完成した新しい釜石市庁舎を。

コンクリート色が多い建物ですが、市民サービスの向上と職員の方々の快適な職場空間が叶えられそうです。

避難道路の山を登ると鳥谷坂の浜街道へも通じています。

上った先を右側に下れば尾崎神社近くへ、まっすぐ行くと鏡海岸などへも行けます。











27日の午後は青空の橋野高炉へ行くつもりでしたが、次第に空は白くなってしまったので急遽途中にある「ヨドマワリの滝」へ。

橋野どんぐり広場手前の県道から2.2キロの所にあります。

一部砂利道ですがほとんどが舗装道路なので、普通乗用車でも楽に行けるのもいい所です。

車は滝の脇にぎりぎり止められますが、200m手前の瀧澤神社に止めて歩くのが安心かも?です。

少し足場が滑るので滝の近くに行く時は慌てずゆっくりと用心しながら進んで下さい。











ヨドマワリの滝は鵜住居川(橋野川)支流の沢桧川にありますが、1本滝ではなく、枝分かれした何本もの滝は変化もありみごとです。

22日までの大雨で少し増水してましたが、水量が減ると5~6本の滝になります。











近くに寄っての撮影。

いつもは長靴を履けば普通に近くまで行けましたが、増水してたので、三脚を杖代わりに使って川を渡りました。

この日は日差しもありましたが滝には陽があまり差さないのでフラットないい感じでした。











少し青味を加え、1.3秒のスローシャッターでの撮影です。











滝の撮影が終わり、200m戻った所には渓流の岩盤の上に建つ「瀧澤神社奥の院」があります。

いつもは神社側の下流から渓流を入れて撮るのが定番ですが、今回は対岸から。

何とも言えない神秘性が・・。


瀧澤神社をさらに下って行くと「栗橋分工場跡」もあります。

鳥居を進んでいくと山神社のほこらがあります。




















22日までに釜石に降った雨が246mmとなった3日目の25日、住田町の「大滝」に行ってきました。
釜石自動車道から滝観洞(ろうかんどう)インターを下りて間もなくの上有住地区、産直風の小屋の前に「大滝」の小さな案内標識があります。
住田町は案内標識が至る所にたくさん設置してあり、よそ者には大助かりです。

このすぐ裏側に大滝があり、自由に開け閉めできるネットを開けて渓流へ。
ネットを開けて最初に見えるのは落差の無い滝で、ここが大滝と思われがちですが、大滝はすぐ下流側にあり、気づきません。


今まで何度か撮った事がありましたが、今回初めて大雨後の大滝に来てみました。
少し水量が多すぎの感じですが、まずは増水した大滝も撮れて良かったです。




















近くからも。




















1.6秒のスローシャッターでシルクの様に。
海は晴れた時が撮り時ですが、渓流や滝の写真は梅雨の今が撮り時です。
釜石市内から約30分で着く住田町上有住の「大滝」も近くていいですよ。


住田町上有住に着いた時には日差しもありましたが、次第に小雨となり、最後には本降りに。
釜石に帰る道路からはみずみずしい気仙川の風景が見えてしまい、誘惑に負けて雨の中川沿いへ。
ずぶ濡れになりながらも少し水煙のある気仙川を撮りました。
みずみずしい青緑の水辺の風景、きれいでした。

2026/06/21

大畑不動滝と三陸町・住田・高田へ

 今日の釜石は雨降りです。

久しぶりにまとまった雨となっていて、恵みの雨と言ったところでしょうか。

少し蒸れますが、気温も20℃以下と過ごしやすい釜石です。


いよいよ釜石も21日に梅雨入りとなりましたが、この時季の曇りや雨の日は渓流や滝の撮影をしています。

天気のいい日の渓流や滝などはコントラストが強くて、水は白く飛んだり日陰は真っ黒くなったりと暴れた写真になりますが、曇りや雨の日は陰の出ないフラットな優しい光に包まれて落ち着いた写真になります。


19日は思い出探しを兼ねて三陸町吉浜川上流の大窪渓谷、20日は釜石の大畑不動滝から住田・陸前高田へ滝などの水辺の写真を撮りに行ってきました。

カーペンターズの曲に名曲「雨の日と月曜日は」がありますが、写真愛好家にとっては憂鬱にならずに野外に出かけるシャッターチャンスの日でもあります。

いい被写体を探しにお出かけを!。











19日はしばらく行ってなかった三陸町の「大窪渓谷」を思い出し、霧雨の中、吉浜川を少しだけ遡りました。

写真は渓谷らしい岩盤を流れる吉浜川上流です。


大窪渓谷から夏虫山にかけてはよく写真を撮りに行きましたが、クマを初めて見たのが吉浜川上流でした。

大窪渓谷に向かって景色を眺めながらゆっくり走っていた車の前を、丸々と太ったクマが横切りました。

初めて見る真っ黒くて大きな塊のようなクマを見た時は恐怖で、しばらく車から降りることもできませんでした。

その後何度かクマには遭遇していますが、あの時以上のクマを見た事はありません。


吉浜川上流が大窪渓谷となっていますが、やはりこの滝が一番の景観です。

国道45号線から3.1㎞進んだ道路の左側に車2台ほど止められるスペースがあります。

ここから少し斜面を下って行くとありますが、下りる時はご注意を。

背後にもご用心を。











スイッチが入って、20日は釜石の「大畑不動滝」へ。

滝の脇には標柱がありますが、道路には案内看板がありません。

市内の方から行く時は大畑団地入口を過ぎて間もなく、「滝の家・清風園」と書いた看板から入ります。

釜石自動車道ができて、撮り方によっては滝の背後に道路が写るので入らない工夫が必要ですが、釜石では一番撮りやすい滝です。

手前の落ち込みと一緒に撮ると構図的になりますが、滝が小さく目立たなくなります。











お堂の横から新緑の葉を入れて初夏らしく。

この後は仙人峠ICから釜石自動車道に入り、滝観洞(ろうかんどう)ICを下りて住田へ。











住田町を気仙川沿いに下って行くと「鏡岩」があります。

観光名所で横を走る橋の上からも昔はよく見えましたが、木々がだいぶ茂って見えなくなっています。

仕方なく森の中の方から。

あれこれ悩みながらいろいろ撮って更に下ります。











住田町上有住八日町にある八幡神社の御神木「威徳杉」です。

拝殿の裏山を少し上った所にありますが、かなり大きな杉です。

ここもしばらくぶりに来ました。











住田町上有住の「葉山めがね橋」です。

気仙川に架かるアーチ橋です。

新緑と渓谷が見事です。











更に下った先には住民手造りの「松日(まつび)橋」もあります。

よく設置作業がテレビで放送されますが、のどかで味のある橋です。

人がよく落ちないなと思います。











せっかく住田町まで来たので、霧雨ではありましたが世田米蔵並も。

右側に掛かっていた古い昭和橋は、今は架け替え工事の最中です。

この後陸前高田の滝2カ所へ。











陸前高田矢作(やはぎ)町を流れる気仙川支流の生出(おいで)川に「大滝・小滝」があります。

観光名所になっていて、道路に数台分の駐車帯があり、手作りの看板もあって分かりやすいですが、降りる時は注意です。

来たのは20数年ぶりでしょうか、昔は何とも思わなかったのですが、雨で滑りそうな気がして、下りる時は少々緊張が走ります。

下った先の狭い岩の上が滝を見る所になっていて、広くないので落ちたらドボンです。

渓流も結構な深さがありますのでご注意を。











誰が撮ってもこの場所からの「大滝・小滝」。

ペアの滝です。

もう少し周りの景色が欲しい所ですが、左の滝壺には流れ着いた流木が大量に浮いていたので広く撮れずでした。

久しぶりの「大滝・小滝」、来れて良かったです。











せっかくの雨降りなので、濡れた葉を手前に入れて新緑の滝を。

狭いので、これ以上下がれません。



大滝・小滝から少し進むと「白糸の滝」も。

左に不動明王も見えていますが、水量は少なめでした。

交通量が少ないので、少し広めの車道に路上駐車させてもらいました。