これまで心象舎 釜石フォトギャラリーをご覧いただき、ありがとうございました。
また、これまで多くの方々から写真集を買っていただいたり、応援や励ましのメールを頂いたりと本当にありがとうございました。
私としては復興も終わりお伝えすることも少なくなってきたので、HPの提供が終わるこの3月で一区切りとする気持ちもありましたが、継続を希望する方々もあり、新たなブログで続けることにしました。
このブログでは「懐かしの釜石」などは無くなりますが、昔の写真を時々織り交ぜながらも釜石の事などをお伝えしていけたらと思っています。
本来なら今までのぷららHPの方でこれまでの感謝などをお伝えするつもりでしたが、アップロードができなくなり、こちらの方でお伝えすることになりました。
これからも新しい釜石便りをよろしくお願いします。
23日は天気も良く、唐丹・小白浜を見下ろす山へ行ってきました。
本郷側から旧道の桜峠を通り、はげ山を登らせてもらいました。
この山の中腹はみちのく潮風トレイルのコースにもなっているようで、目印テープが張ってありました。
頂上手前の丘の上には石碑もあり、いにしえの交通路だった事を感じさせてくれます。
この山からは唐丹湾と唐丹漁港が一望できます。
丘の上には石仏と石碑、右端には折れた庚申塔もありました。
山の上から唐丹湾に浮かぶ善報寺島も見えます。
漁船が作業していますが、さざ波が立つのを待ってパシャリ。
風向きもありますが、さすがに午後は太陽高度も高くなって、なかなか海が光りません。
さざ波の唐丹湾。
背後のはげ山がちょっと気になりますが、手前には並びのいい松もあり、絵になります。
陽光燦燦と、もっときらきら光ってもらいたかったですが。
さざ波と言えば昔ロッテの「マリブのさざ波」というチョコもありましたね。
私はガーナとラミーが好きですが・・・。
別に催促はしてませんが・・・。
唐丹まで来たので、春を探しに片岸川へ。
水辺近くに、開いたフキノトウがありました。
春のきらきら感を出したくて、しゃがんで水のきらめきをバックに。
まだ開いてないフキノトウを見つけ、ばっけみそ用に何個か採って帰ろうと思いましたが、開いてないものはわずかこの1個だけで泣く泣く断念。
せめて写真だけでもと思い葉を開き、左手で空に向けて持ち、青空バックで右手でシャッターを押しました。
青空に映える淡い黄色のフキノトウ、まさに春色です。
釜石にもいよいよ春到来です。
24日の夕方、駒木の山に登り、釜石の西部市街地の夜景を撮ってきました。
旧国道から駒木の急斜面を登る事約40分で撮影場所に到着。
この日は気温が15.4℃もあり、夕方でも10℃を超える暖かさ。
薄手のフリース1枚でも汗だくだくでした。
この日新浜町ではクマが出たとの事で用心しながらの山歩きでした。
山から見える鈴子から中妻・上中島までの西部市街地は建物が増えて明るさも増し、やっぱり釜石の夜景はきれいだなと思わせてくれました。
昔大渡の八幡様の山の上の木が伐採された時に、フォギーフィルター(霧のような)を掛けて光をにじませて撮った事を思い出し、今回も撮ってみました。
山に囲まれて明りを放つ釜石夜景、尾根の反対側には木々の間から東部地区の夜景も見え、本当にきれいでした。
今から40年以上前に光をにじませて撮った時の写真は流されたので、今回撮れて良かったです。
この日はカメラ2台体制で、上の全景とこの中妻から上中島までのアップの2種類を撮りました。
ここからの夜景は2016年にも撮ったので今回で2回目となりますが、釜石警察署、東北電力、ツルハ、SMC新工場が新たに街並みに加わりました。
オレンジ色に見える橋は五の橋です。
この写真のカメラはキヤノン5DⅢですが、背面液晶が故障してしまいどう写ったのか分からずにフイルムカメラの様に撮ったものです。
10年以上使ったデジタルカメラなので、最後の大役を果たせてお役御免となりました。