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2025/10/31

仙人峠の紅葉

 今日の釜石は時々日差しがありますが曇りです。

今日の夜から雨と風が強まる予報の釜石です。

30日、仙人峠の紅葉を見てきました。

猛暑続きの夏から秋でしたが、仙人の紅葉は変わりなくいつも通りの紅葉でした。

今日遅くからの雨風が心配ですが・・・。











仙人大橋から見える仙人峠の紅葉です。

緑もまだありますが上の方は見頃となっていて、1週間ほどは楽しめそうです。











仙人峠の紅葉ですが、眺めの良かった定番撮影地(正面の山の中腹の道路)の木々が伸び切って、今では全く撮影できなくなってしまいました。

気の利いた展望台もなく、紅葉を見に来る人も少なくなり、紅葉情報でも仙人峠を紹介するテレビ局もほとんどなくなりました。

この日仙人峠の紅葉を見に来たのは私の他に車が1台のみ、土日は少し増えると思いますが、賑わっていた昔の仙人峠が懐かしい限りです。


2025/10/27

釜石まつり

 今日の釜石は久しぶりに晴れのいい天気です。

10月に入って、釜石は晴れの日が少なく、曇りや雨の日が多かったような気がします。

最高気温も20℃以下の秋進む釜石です。


釜石便りもしばらくぶりの更新ですが、8月9月10月と、撮影した写真の画像処理と整理をしていました。

それらが昨日でまずは一休止、今日はこの釜石便りをのんびり書いています。


10月18日・19日は釜石まつりで、18日が曳き船まつり、19日は尾崎神社と山神社の合同神輿渡御(みこしとぎょ)が行われました。

去年は悪天候の予報により中止となった曳き船まつりでしたが、楽しみにしていた今年はショックな出来事が。



18日午前11時半頃、いよいよ曳き船が尾崎半島青出(あおだし)浜から戻ってきました。

この日は曇りで、青い海とは行きませんでしたが大漁旗に彩られた漁船団はみごとです。

かつて東海印刷にいた先輩の高橋カメラマンが、南桟橋から向かってくる曳き船船団を撮った写真がありましたが、晴れた日で大漁旗がみごとにひらめき、本当にきれいな写真でした。
私も同じように撮りたくていますが、なかなかいい写真は撮れずじまいです。

尾崎神社神輿を乗せたお召船です。
青出浜にある尾崎神社奥宮から御神体を乗せて来ています。


大漁旗の飾り付けが一番豪華な只越虎舞の船が来ました。
ところが毎年船上で勇壮に踊ってくれる虎舞が今年は全く踊りませんでした。
2周目に踊ってくれると思いきや、やはり同じでした。
踊らない事を知った観客は次々帰って行きましたが、船上で威勢よく踊る虎舞は過去の思い出の風景になってしまい、本当に残念でした。



















静かな舞の神楽関係は踊ってくれましたが、曳き船まつりの醍醐味は薄れ、大漁旗を見るだけの祭りに変わってしまいました。













御神体を乗せた神輿は陸揚げされ、里宮の尾崎神社へ。
郷土芸能団体や観客の中を進む光景は圧巻です。













見送る尾崎虎舞(台村虎舞)です。













19日、尾崎神社と山神社の合同神輿渡御が大渡橋を渡って市内に入ってきたところです。
これから始まる釜石まつりにワクワクドキドキです。













大渡を進む東前太神楽です。
大町では郷土芸能団体がしっかり踊ってはくれますが、観客も多く撮影も制約を受けるので、大渡町内で踊って進む団体を自由に撮っています。













尾崎虎舞(台村虎舞)です。
大渡は歩行者天国風なので、右に行ったり左に行ったり撮影の自由度が利きます。
踊らないで流すだけの団体もありますが・・・。

東京にいた学生時代、何頭もの虎舞が秋の日を浴びて光り、踊りながら進む夢を見ました。
釜石まつりにはあまり興味もなかった頃でしたが、初めての虎舞の夢で、急に見たくなって帰省したことがありました。
それ以来、踊りながら進む虎舞がイメージとして残っています。













いよいよ両神輿が市内に入ってきます。
右は尾崎神社の六角大神輿です。
1トン以上ある重量神輿です。

尾崎神社神輿が薬師公園前の御旅所へ。
高い所から本当に失礼でしたが・・・。

続いて製鉄所の山神社神輿も。

御旅所に両神輿が到着後、奉納舞が行われます。
写真は八雲神楽です。
口を開けてパクパクです。













只越虎舞ですが、最近は白虎が多くなりました。

個人的には黄色い虎を撮りたいところですが。

小川鹿踊り(こがわししおどり)です。
いつも山神社か千晩神社のヘッドマークに惹かれ撮っています。
今年は山神社は見えなかったようですが・・・。
しし踊りは、表情豊かで躍動的な幕踊り系が好きです。











大町を進む尾崎神社神輿(右)と山神社神輿(左)です。

このあと魚河岸で神輿還御式があり郷土芸能も披露されますが、今年の釜石まつりも雨に当たらず無事終了です。


2025/10/05

釜石は秋の雲

 今日の釜石は曇りでした。

10月に入り、晴れの日があったり曇りの日があったり、また雨が降ったりと、ころころ天気の変わる日が続いています。

3日は天気も良かったので、今年2回目の魹ヶ崎灯台へ行ってきました。

9/16にも行きましたが、海が穏やかすぎて平凡だったので、3日にも撮り直しに行ってきました。


また4日の夕方には釜石にもダイナミックなうろこ雲が出て、しばし見とれてしまいました。

釜石も秋へとまっしぐらです。











4日の夕方近く、釜石上空には秋の雲「うろこ雲」が広がりました。

本当に久しぶりのうろこ雲だったので、日没の頃に旧国道から西の空を撮りました。

中央下に見える山は五葉山と愛染山です。

ダイナミックに広がる秋の雲、きれいでした。


旧国道から製鉄所と大渡橋上空の空です。

うろこ雲、ひつじ雲、さば雲、いろいろです。

本当にしばらくぶりにきれいな雲が広がりました。


雲のアップです。

ひつじ雲でしょうか?、いろいろ楽しめました。



今月3日は懲りずにまた宮古の重茂半島最東端(本州最東端)にある魹ヶ崎灯台へ行ってきました。

釜石から行く時は山田北ICを下りて津軽石・重茂と入りましたが、山田大沢から曲がりくねった岬林道を走っても着きます。

遠回りのようですが、津軽石から入った方が楽です。

姉吉漁港の登り口から3.7㎞の山道を歩いて45分(16日は44分)で到着でした。


上の写真は、荒れた海の断崖の上に建つ灯台です。

この日は海が適度に荒れていて、まずはイメージ通りに撮る事が出来て一安心でした。


魹ヶ崎の海蝕洞の大きな穴と荒れた海です。

ごつごつした断崖とまだら模様となった海の色がみごとでした。

このパステルブルーの海の色、荒れすぎてもまっ白いだけで、この藍色とパステルブルーの模様の散らばり方がうまく出るまでに約40分かかりました。

9/16にも撮りましたが、海が穏やか過ぎての撮り直しでした。











この日の魹ヶ崎の海は適度に荒れてて良かったのですが、雲が全くない快晴だったので、この上にある灯台をあえて入れずに海だけをスローシャッターで(0.6秒)。


魹ヶ崎灯台ですが、山道を1時間弱歩いて行くにもかかわらず多くの人が訪れる観光スポットでもあります。

土日祝祭日は混むので平日に行くようにしていますが、3日の金曜日ですら20人ほどが訪れていました。

その内、外人が10名ほどでしたが、平日の半日でもその位なので1日にすると50名ほどの訪問客でしょうか?。

がんばれ 釜石の観光地。


2025/10/01

潮吹穴へ

 今日の釜石は雨が降ったり止んだりの1日です。

晴耕雨読の私は、こんな日は家で釜石便りを。

早いもので今日から10月です。

今年も残り3か月、今月は釜石まつりがあり、その後は紅葉シーズンとなりますが、その前に撮り残した撮影場所を巡ってきました。











9/26は宮古の潮吹穴を撮りに行ってきました。

スマホのナビを頼りに、日出島漁港まで狭くて曲がりくねった急な坂道をどんどん下って行きますが、対向車が来たらと思うと、どきどきの道でした。

この日は運よく高々と潮が噴いていて、グリーンシーズン中に撮れてまずは一安心。

もっと高く噴き上げる時もありそうですが、あまり荒れすぎてもここ日出島漁港の堤防は高波が越えることもあり、注意が必要です。

現にこの日ですら、少しだけ高波を浴びてしまいました。











宮古まで来たのでただ戻りももったいないので、また浄土ヶ浜へ寄ってみました。

島々に向かって形のいい雲も出てくれました。

浄土ヶ浜では相変わらず観光客が次々訪れていて、釜石人としてうらやましくも思いました。











例年9月・10月は私のヤンマ撮影も今年最後の締めくくりとなります。

池ではマダラヤンマ、山の中の池ではオオルリボシヤンマ、沢ではミルンヤンマが撮影シーズンを迎えています。

写真は釜石の旧国道を女遊部側に抜けた沢で産卵するミルンヤンマです。

眼は緑と青で、黒地に黄色の模様が鮮やかです。

釜石ではどんな沢にでも生息していて、今の時期オスがメスを探して沢の周辺を行ったり来たりを繰り返しています。

メスは朽ちた木やコケなどに止まって産卵しますが、撮影ではできるだけきれいな朽ち木やコケの所で産卵する雌を探すのが楽しみでもあり一苦労でもあります。

日中はまだ暑い日もありますが、山の中は涼しい風が吹いて落ち葉も増え、季節がすでに秋になった事を教えてくれます。