今日の釜石は小雨が降っています。
この後曇りになって午後には晴れになる釜石です。
やはり梅雨時らしく、30℃ほどの蒸し暑い日が続いています。
7月に入ったので、暇を見つけてはトンボの写真を撮りに通っています。
日向ダムにそそぐ渓流です。
今の時期はミヤマカワトンボの天下ですが、そのうちにコオニヤンマが幅を利かせます。
ダム湖の方にはオニヤンマを小ぶりにしたコヤマトンボも飛び回っています。
たまには珍しい種類もいて、水辺を歩いて探すのが楽しみです。
日向ダムの渓流でアオハダトンボ発見。
ハグロトンボに似ていて翅は黒ですが、小ぶりで翅が青く光ります。
しっぽの先の下側が白いのが目印です。
数も少なく、釜石では珍種の部類です。
釜石市内のとある山の中の池。
ある大型トンボが来るのを待っている時、アメンボが水面に模様を描いてくれました。
日陰の水面に、陽が当たった森が背景となって映り込んでいます。
自然の中に身を置き、目当てのトンボが来るのを待つドキドキ感、その間にいろいろな虫や動物が現れるのも楽しみなものです。
Blue Eyesのきれいなヤブヤンマです。(7/2撮影)
全国的には普通種ですが、去年釜石にもいることが分かり、私にとってはあこがれのトンボなので、山の中の池に足しげく通っています。
眼がコバルトブルーでまるで宝石のようです。
常に池にいるわけではなく、たまに現れてはすぐいなくなります。
運が良ければ止まってくれますが、名前の通りヤブの茂みの中に止まるので、木の枝葉をかわしたり背景処理が大変です。
止まった時には駆け足で近づき、逃げられないようにハシビロコウや木のように撮影態勢を取っています。
トンボの撮影では「動かざること山のごとし」です。
また池に背を向けて止まるので、陸から撮るには腹側か、真横からの写真になりがちです。
この写真は見苦しいクモの巣が写っているので、飛び立った後にクモの巣を掃除して次止まった時の撮影に備えます。
山の中に2~3時間待機ですが、止まりそうな木のクモの巣を払ったり、あの枝にとまった時は右からor左から近づくなどのシュミレーションを考えたりするのもまた楽しみでもあります。
すでに高齢者ですが、トンボ少年のように走り回っています。