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2025/09/25

夏納めの写真

 今日の釜石は曇りです。

9月に入り、ようやく時々雨が降る季節になってきましたが、20日には釜石でも大雨が降りました。

恵みの雨となり、まずは順調な季節の変わり目を迎えています。

釜石は、22日から秋晴れのいい天気が続きました。

市内の山は若干色づきも出始めてきていますが全体まだ緑なので、22日はグリーンシーズン最後の写真を撮りにぶらっと出かけてきました。











22日は空気も澄んで青空のいい天気でした。

家にいてももったいない天気なので、夏納め(もう秋ですが)の写真を撮りにぐるっと回ってきました。

まずは恋の峠を越えて新しい高台道路を通り、夏が終わって静かになった根浜海岸へ。

防波堤の上から階段状の所をアクセントに入れて根浜の全景を。

青い海と緑の山、そして自慢の黒松林の緑もきれいです。

もちろんここでは、トワ・エ・モアの「今はもう秋♪ 誰もいない海♪」を感じながら、過ぎ去った今年の夏を思い出します。

根浜の次は大槌方面へ。

赤浜の光る海の蓬莱島(写真)を見て、リアスシーニックライン(筋山観光道路?)を走りました。

赤浜側の高台には大槌荘(大槌ホテル)の建物やテニスコートなどが今でも残っていて、売店では私の絵葉書を置いてもらった事もありました。











赤浜からリアスシーニックラインを通って吉里吉里海岸へ。(写真)

ここも誰もいない静かな海でしたが、遠く洋上には夏を感じさせる入道雲も。

夏が終わった海もいいものです。

右の岬の手前がきれいな渚の弁天海岸です。


高校時代、クラスの遠足?でリアスシーニックラインに行ったことがありました。

吉里吉里から来ていた同級生の提案で決まりましたが、多分吉里吉里駅を降りてぞろぞろとこの岬めぐりの道を歩いて行ったと思います。

延々と歩き続けた記憶があり、道の途中をゴールにしたようで、何もないので一部の男子生徒は崖を下って海まで降りて行った記憶があります。

もちろん女子は危険なので下りずに上で。

吉里吉里の弁天海岸はきれいで、ここを遠足場所にすればよかったと思いますが、特に何も無かった歩くだけの遠足場所、今でも笑ってしまいます。


吉里吉里から釜石の片岸の池に戻り、秋の美麗種「マダラヤンマ」を今年も撮りました。

今から約50年前、高校時代に大渡川の三の橋下流で飛んでいる不思議なトンボを見ました。
図鑑で調べると「マダラヤンマ」という種類で、全国的に珍しいトンボという事が分かりました。

眼は青から水色で、しっぽにも黒地に青の模様があるきれいなトンボです。
釜石では片岸町などでよく見かけます。

澄み切った秋の青空をまとったようなトンボで、当時夢中になって大渡川に通った私の思い出のトンボです。

2025/09/20

秋の遠野

 今日の釜石は雨降りです。

このところ朝方の気温も低くなり、めっきり秋らしくなってきた釜石です。

今日は家族で彼岸のお墓参りをしてきましたが、雨なので家にこもっておとなしくしています。


昨日19日は久しぶりにすっきりとした青空が広がりました。

三陸海岸の撮影もほぼ終わり、釜石市内も撮る所が無くなったので、秋風景の広がる遠野へ行ってきました。











遠野に行く時に必ず通るのが青笹町中沢にある荒神神社。

高速道やバイパスができて今ではあまり通らなくなった中沢にありますが、水車小屋や福泉寺、ふるさと村に行く時にはよく通る道沿いにあります。

釜石を出るときにはいつも西の空(遠野方向)を見て行きますが、雲一つない快晴でした。

到着時にも雲があまりありませんでしたが、1時間ほど待つとぽかぽか雲が浮いてきて何とか構図が撮れました。

イメージして行ったのは秋雲のダイナミックな雲が広がる黄金色の田と荒神神社でしたがイメージ通りには行きませんでした。

ここは平日でも人がよく来て写真を撮っていく人気スポットでもあります。









次に向かったのが高清水展望台です。

国道283号線の、かつて松倉に店があった「ばんがり」の交差点から右折して八幡様の前を通って行くと一直線で高清水展望台入口に着きます。

ここから舗装された山道を8㎞進むと山の上の展望台に到着です。


高清水展望台です。

木造で古いですが、ここからは遠野盆地全景が見えていい眺めです。

ここも遠野の人気スポットですが、すぐ横にはパラグライダーの発着場もあり、霧の遠野盆地撮影でも有名な所です。

秋は特に黄色の田んぼが広がってきれいです。











展望台の中はこんな感じです。

陽に当たらないので真っ黒な私でも日焼けしません。








遠野盆地全景です。

フルサイズ20mmくらいで全景が入ります。

この日は空気も澄んできれいでした。











遠野の松崎町から土淵町にかけての黄金色になった田んぼは見事です。

かやぶき屋根、田んぼなど、私の好きな風景がある郷愁感漂う遠野です。

秋の遠野、今まで何度も通わせてもらいましたが、思い出探しをしながらまた思い出作りをしてきました。


2025/09/17

思い出探しの三陸海岸Ⅱ

 今日の釜石は雨が降ったり止んだりの不安定な天気です

朝は20℃以下と涼しいのですが、16日はまた32.9℃となり、17日も同じくらいの暑さとなりそうな釜石です。


このところ晴れの日が続くことはありませんが、晴れの日を待って山がまだ緑のうちに三陸海岸の写真を撮りに行っています。

イメージ通りうまく撮れなかったところもありましたが、思い出探しをしながらグリーンシーズンのラストとして、また宮古周辺を12日と16日回ってきました。










12日のスタートは、宮古の浄土ヶ浜の夜明けから。

9月なのでうろこ雲のきれいな朝焼けを期待して行きましたが雲無しでがっかりでした。

しかもこの日はヤマセの霧が出ていて、日の出の頃には次第にレンズも曇ってしまいましたが、まあこれも幻想的で良かったです。

このあと何度も撮らせられた平凡な日の出も一応撮って、次の潮吹き穴へ。


宮古の潮吹き穴は本当にしばらくぶりに行ったので、ロケハン程度の思い出探し。

海が大荒れではなかったので、噴き上げる海水も10m以下でした。

ここは海が大荒れの日には30mほど上がるらしいのでまた次回という事で。










潮吹き穴からは、裏浄土ヶ浜も見えます。

まだヤマセの霧が低くたなびいています。

この後は日の向きが変わるまで、時間調整の為に田老町・岩泉茂師へ。


田老町の三王園地からは佐賀部の密集した島々が見えます。

園地からは三王岩も見えていましたが、だいぶ木々が伸びてあまり見えなくなっていました。

昔行った浪打崎にも行きたかったのですが、工事中で行けませんでした。










田老の後はまたもや岩泉町茂師海岸まで。

道路が良くなって、広範囲あちこち撮り回れるようになりました。

海は少し荒れて白波が立っていたので、30秒のスローシャッターで幻想的に撮ってみました。

この後は見ごろ時間になった日中の浄土ヶ浜へUターン。


この間は曇りになってしまった撮り残しの浄土ヶ浜へ。

12日は天気も良く、浄土ヶ浜も大賑わい。

平日なのにさっぱ船遊覧に次々ヘルメット姿の観光客が切れ目なく乗り込み、出港していました。

サッパ船が行ったり来たりを、浄土ヶ浜を俯瞰で見える御台場展望台から。










青空の2025年バージョンの浄土ヶ浜です。

いい雲も出て良かったです。

ちぎれ雲と言えば、麻丘めぐみの「アルプスの少女」の曲にあるのを思い出しました。

西城秀樹にも「ちぎれた愛」というのもありました。

あまり関係ありませんが・・・。











16日は宮古重茂半島の山の上にある月山展望所へ。

20数年ぶりに行きましたが、山奥に立派な展望台ができていました。

ここからは宮古市街地がよく見えますが、約4㎞の道路があまりよくありません。

行かれる方はご注意を。











月山展望所の次は同じ重茂半島の最東端、魹ヶ崎灯台へ。

ここは本州最東端でもあります。

姉吉漁港から山道を3.7㎞歩きますが、私の足で行きは44分、帰りはバテてしまい57分かかってしまいました。

最初の550mまではゆるやかな登りですが、あとは平たんな山道なので比較的楽な行程です。

灯台中心に、ダイナミックな岩や崖がみごとな場所です。










灯台の南側にはドーム型の巨大な穴があります。

この日は海があまり荒れていなかったのでイマイチでしたが、荒れた時はすごい景観です。

魹ヶ崎灯台は釜石の御箱崎同様岩場を歩くので、登山靴がいいかと思います。

使用したレンズは広角ズームと標準ズームで、今回も望遠は使いませんでした。

行かれる方は身軽に。











天気が悪かったりするとパソコンで撮影画像ばかり見ているので、暇を見つけては、息抜きでトンボの撮影にも行ってます。

今年最後の日向ダムへ行ってみましたが、ルリボシヤンマが産卵していました。

ルリボシヤンマの産卵は、通常水辺の草むらやごみごみした所で隠れるようにして産卵するのですが、比較的すっきりした所で産卵していました。

背景はきれいとは言えない泥池ですが、日陰で青くなったおかげで神秘さも出て、ヤンマも引き立ちました。


2025/09/11

新釜石市庁舎

 今日の釜石は雨のち曇りです。

このところ釜石は雨が多くなっていて、夜中から朝方にかけて雨が降る日が続いていました。

でも明日は久しぶりの晴れの予報ですが、天気予報もあまりあてにできない最近の天気です。











天神町で進められている新しい釜石市庁舎の建設現場です。

最上階の4階まで鉄骨が組みあがっていて、外観が予想できるまでになりました。

復興も終わって静かな釜石だったので、久しぶりの大型建設に心も弾みます。

完成が楽しみです。

天神復興住宅に住むかつてのご近所さんに届け物をする時にでも写真を撮ろうと思っていましたが、家に来られたので撮影機会を逃していました。

10日は曇りの天気予報に反して午前中だけ青空が広がったので慌てて撮ってきました。









10日の青空が広がっている間に、港町のグリーンベルトにも行ってみました。

ここは標高8mから12mもあり、開放感抜群です。

ここはかつて日の出町とか朝日町とか言われていた町があった所です。

左側の中番庫地区ではエイワさんがかなり大きな建物を建設中でした。










港町のグリーンベルトから矢の浦橋・松原・嬉石方向を。

右側にはイオンタウンや釜石グレーンセンターなどがあります。

今はまだ暑いですが、ウォーキングコースとなっています。


大渡川に珍種「ミヤマサナエ」が来ていました。
最近では懐かしのトンボになりつつあり、久しぶりに見たので感激でした。
夏の終わりに川に戻ってくるしっぽが膨らんだサナエトンボです。
私がトンボに興味を持った約50年前の高校生の頃に見た図鑑には、「きわめて稀」と書いてあり、大渡川にいることが感動ものでした。
子供の頃から慣れ親しんでいたトンボで、昔は普通に見かけていましたが今ではせいぜい1匹程度。
大渡川は家からも近いので、毎年8月末から何度か通って探していますが数年ぶりの再会でした。

実はこの日は祖母の命日。
私の場合、お盆や命日などは珍しいトンボに逢わせてくれるラッキー日になっています。
この日は珍しく2~3匹に逢えましたが、今期現れてくれたのはこの1日だけでした。










大渡川に行くとまた鹿の大群が。

イオンに渡る千年橋近くですが、増えすぎて本当に困ったものです。


2025/09/05

思い出探しの三陸海岸

 今日の釜石は久しぶりにまとまった雨が降っています。

4日は撮影に出かけたので、こんな日は家にいてゆっくり骨休めできます。


大渡にあるホテルマルエさんの外壁と名称サインが変わりました。

今まで白一色の外壁でしたがカラフルになりました。

ホテルマルエさんは昭和50年代にマルエ別館としてこの地に建てられましたが、大渡橋からもよく見えるので、釜石のシンボル的な建物でした。

ホテル釜石ヒルズとしてスタートです。


釜石はこのところ曇りの日が多かったのですが、4日は天気予報も良かったので、宮古・旧田老・岩泉へ写真収集をしながら思い出探しに行ってきました。


いつも撮影に行く時は、日の向きなどを考えながら撮影地をリストアップして効率よく回っています。

特に最近は天気が変わることも多いので。

この日は宮古の浄土ヶ浜の朝焼け・日の出からスタートです。

夜明けの朝焼けは雲も少なくて平凡でしたが、日の出の頃には薄雲が広がり、少し焼けてくれました。(写真)


三陸海岸で一番観光客が多い所なので、土日や祝祭日を避けて行ってますが、さすがに人気観光地だけあって、日の出の頃には金曜日ながら20名ほどが見に来ていました。


浄土ヶ浜の次は長らく行ってなかった旧田老町(現宮古市)の真崎海岸へ。

三王岩にはよく行きますが、その北側にある真崎海岸へは30年近く行ってませんでした。

当時田老町の観光パンフレットには三王岩と真崎海岸が必ず載っていて、夏は海水浴で賑わっていたものです。

合併すると紙面の都合もあり、小さい自治体の観光地は掲載されないことが多いようです。

昔は少し離れた国道45号線のバス停にも海水浴帰りと思われる若い人たちも立ってた位で、人気の海水浴場でもありました。

昔パンフレットに載っていた「原下展望所」から久しぶりに海岸風景を眺めました。

遠くまで岬が続いていて、どこの岬かのんびり考えるのもいいものです。(写真)











真崎海岸にある「沼の浜」です。

岬や浜が連続していてみごとな眺めです。

きれいな海で、賑わっていた当時の事が思い出されます。











さらに北上して岩泉町の「熊の鼻」展望台へ。

三陸海岸は東に突き出た半島が多いので朝は逆光になる事が多いのですが、ここは早朝から日が当たって順光で撮れる観光名所です。

昔は小本港の防波堤も無くいい景色でしたが年々伸びて現在の姿に。

朝の8時頃には写真の様にいい雲が広がってくれました。

一番奥の岬に黒くとがった島が見えますが、


望遠400mmで撮った岩泉町にある雄株羅島と雌株羅島のアップです。

すごい島です。











田野畑村の北山崎からも岩泉の雄株羅島が見えていたのを数年前に知り、熊の鼻展望台からは比較的近くで見える事が分かりました。











岩泉町と言えば内陸側にある「龍泉洞」が有名ですが、三陸海岸の景勝地も多くあります。

小本港には「龍甲岩」、茂師には「熊の鼻」と「茂師海岸」があります。

写真は茂師海岸ですが、どこか夏を感じさせる風景です。

上空にいい雲が出ていたので空を多く。


このあと日中の浄土ヶ浜を撮りに戻りましたが、白雲が多くなり青空少なしでダメでした。












私事ですが月極駐車場が空いた案内です。

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