今日の釜石は久しぶりにまとまった雨が降っています。
4日は撮影に出かけたので、こんな日は家にいてゆっくり骨休めできます。

大渡にあるホテルマルエさんの外壁と名称サインが変わりました。
今まで白一色の外壁でしたがカラフルになりました。
ホテルマルエさんは昭和50年代にマルエ別館としてこの地に建てられましたが、大渡橋からもよく見えるので、釜石のシンボル的な建物でした。
ホテル釜石ヒルズとしてスタートです。

釜石はこのところ曇りの日が多かったのですが、4日は天気予報も良かったので、宮古・旧田老・岩泉へ写真収集をしながら思い出探しに行ってきました。
いつも撮影に行く時は、日の向きなどを考えながら撮影地をリストアップして効率よく回っています。
特に最近は天気が変わることも多いので。
この日は宮古の浄土ヶ浜の朝焼け・日の出からスタートです。
夜明けの朝焼けは雲も少なくて平凡でしたが、日の出の頃には薄雲が広がり、少し焼けてくれました。(写真)
三陸海岸で一番観光客が多い所なので、土日や祝祭日を避けて行ってますが、さすがに人気観光地だけあって、日の出の頃には金曜日ながら20名ほどが見に来ていました。

浄土ヶ浜の次は長らく行ってなかった旧田老町(現宮古市)の真崎海岸へ。
三王岩にはよく行きますが、その北側にある真崎海岸へは30年近く行ってませんでした。
当時田老町の観光パンフレットには三王岩と真崎海岸が必ず載っていて、夏は海水浴で賑わっていたものです。
合併すると紙面の都合もあり、小さい自治体の観光地は掲載されないことが多いようです。
昔は少し離れた国道45号線のバス停にも海水浴帰りと思われる若い人たちも立ってた位で、人気の海水浴場でもありました。
昔パンフレットに載っていた「原下展望所」から久しぶりに海岸風景を眺めました。
遠くまで岬が続いていて、どこの岬かのんびり考えるのもいいものです。(写真)
真崎海岸にある「沼の浜」です。
岬や浜が連続していてみごとな眺めです。
きれいな海で、賑わっていた当時の事が思い出されます。
さらに北上して岩泉町の「熊の鼻」展望台へ。
三陸海岸は東に突き出た半島が多いので朝は逆光になる事が多いのですが、ここは早朝から日が当たって順光で撮れる観光名所です。
昔は小本港の防波堤も無くいい景色でしたが年々伸びて現在の姿に。
朝の8時頃には写真の様にいい雲が広がってくれました。
一番奥の岬に黒くとがった島が見えますが、

望遠400mmで撮った岩泉町にある雄株羅島と雌株羅島のアップです。
すごい島です。
田野畑村の北山崎からも岩泉の雄株羅島が見えていたのを数年前に知り、熊の鼻展望台からは比較的近くで見える事が分かりました。
岩泉町と言えば内陸側にある「龍泉洞」が有名ですが、三陸海岸の景勝地も多くあります。
小本港には「龍甲岩」、茂師には「熊の鼻」と「茂師海岸」があります。
写真は茂師海岸ですが、どこか夏を感じさせる風景です。
上空にいい雲が出ていたので空を多く。
このあと日中の浄土ヶ浜を撮りに戻りましたが、白雲が多くなり青空少なしでダメでした。
私事ですが月極駐車場が空いた案内です。
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