今日の釜石は雨が降ったり止んだりの不安定な天気です。
朝は20℃以下と涼しいのですが、16日はまた32.9℃となり、17日も同じくらいの暑さとなりそうな釜石です。
このところ晴れの日が続くことはありませんが、晴れの日を待って山がまだ緑のうちに三陸海岸の写真を撮りに行っています。
イメージ通りうまく撮れなかったところもありましたが、思い出探しをしながらグリーンシーズンのラストとして、また宮古周辺を12日と16日回ってきました。
12日のスタートは、宮古の浄土ヶ浜の夜明けから。
9月なのでうろこ雲のきれいな朝焼けを期待して行きましたが雲無しでがっかりでした。
しかもこの日はヤマセの霧が出ていて、日の出の頃には次第にレンズも曇ってしまいましたが、まあこれも幻想的で良かったです。
このあと何度も撮らせられた平凡な日の出も一応撮って、次の潮吹き穴へ。
宮古の潮吹き穴は本当にしばらくぶりに行ったので、ロケハン程度の思い出探し。
海が大荒れではなかったので、噴き上げる海水も10m以下でした。
ここは海が大荒れの日には30mほど上がるらしいのでまた次回という事で。
潮吹き穴からは、裏浄土ヶ浜も見えます。
まだヤマセの霧が低くたなびいています。
この後は日の向きが変わるまで、時間調整の為に田老町・岩泉茂師へ。
田老町の三王園地からは佐賀部の密集した島々が見えます。
園地からは三王岩も見えていましたが、だいぶ木々が伸びてあまり見えなくなっていました。
昔行った浪打崎にも行きたかったのですが、工事中で行けませんでした。
田老の後はまたもや岩泉町茂師海岸まで。
道路が良くなって、広範囲あちこち撮り回れるようになりました。
海は少し荒れて白波が立っていたので、30秒のスローシャッターで幻想的に撮ってみました。
この後は見ごろ時間になった日中の浄土ヶ浜へUターン。
この間は曇りになってしまった撮り残しの浄土ヶ浜へ。
12日は天気も良く、浄土ヶ浜も大賑わい。
平日なのにさっぱ船遊覧に次々ヘルメット姿の観光客が切れ目なく乗り込み、出港していました。
サッパ船が行ったり来たりを、浄土ヶ浜を俯瞰で見える御台場展望台から。
青空の2025年バージョンの浄土ヶ浜です。
いい雲も出て良かったです。
ちぎれ雲と言えば、麻丘めぐみの「アルプスの少女」の曲にあるのを思い出しました。
西城秀樹にも「ちぎれた愛」というのもありました。
あまり関係ありませんが・・・。
16日は宮古重茂半島の山の上にある月山展望所へ。
20数年ぶりに行きましたが、山奥に立派な展望台ができていました。
ここからは宮古市街地がよく見えますが、約4㎞の道路があまりよくありません。
行かれる方はご注意を。
月山展望所の次は同じ重茂半島の最東端、魹ヶ崎灯台へ。
ここは本州最東端でもあります。
姉吉漁港から山道を3.7㎞歩きますが、私の足で行きは44分、帰りはバテてしまい57分かかってしまいました。
最初の550mまではゆるやかな登りですが、あとは平たんな山道なので比較的楽な行程です。
灯台中心に、ダイナミックな岩や崖がみごとな場所です。
灯台の南側にはドーム型の巨大な穴があります。
この日は海があまり荒れていなかったのでイマイチでしたが、荒れた時はすごい景観です。
魹ヶ崎灯台は釜石の御箱崎同様岩場を歩くので、登山靴がいいかと思います。
使用したレンズは広角ズームと標準ズームで、今回も望遠は使いませんでした。
行かれる方は身軽に。
天気が悪かったりするとパソコンで撮影画像ばかり見ているので、暇を見つけては、息抜きでトンボの撮影にも行ってます。
今年最後の日向ダムへ行ってみましたが、ルリボシヤンマが産卵していました。
ルリボシヤンマの産卵は、通常水辺の草むらやごみごみした所で隠れるようにして産卵するのですが、比較的すっきりした所で産卵していました。
背景はきれいとは言えない泥池ですが、日陰で青くなったおかげで神秘さも出て、ヤンマも引き立ちました。